光熱費のおはなし～電気中心からエネルギーの分散を模索してみる～

こんにちは！

我が家は東北電力管内の一軒家に住んでおります。
ゆえに、夏よりも冬のほうが光熱費が高くなる傾向にあります。

それなのに、昨今の価格高騰がどかーんと光熱費にぶつかりました。
11～12月の電気代が約3万8000円くらいだったのに対し、
12～1月の電気代はまさかの約5万6000円。

ここからどうやって電気代を下げればいいのか……。

先日テレビで見た山形の方は
「電気代が１０万円を超えた、住宅ローンよりも高い」とおっしゃっていました。

1月検針分の電気代を見て、他人ごとではないと思いました。

エネルギー使用状況
電気代の推移
打開策はあるか
結局、どうする？

エネルギー使用状況

ここで、我が家のエネルギー使用事情を見てみましょう。

ご覧の通り、ほぼオール電化です。

給湯は電気・ガスを使ったハイブリッド給湯「エコワン」のため△表記となっております。
ハイブリッドといいつつ、メインはヒートポンプを使った電気での湯沸かし。
お風呂給湯直後でタンクが空だったり、普段の給湯よりも高い温度のお湯を使う際、
お風呂で追い炊きをする際に、ガスを使ってお湯を沸かすシステムです。
★エコワンについてはかなり気に入っているので、後日別記事にてご紹介します★

そのため、ガス代の請求を見ても冬場以外は基本料金+数百円の請求となっております。

電気代の推移

きれいにU字になっています。

グラフだけだと細かい数字までは拾えないので、こちらを見てみましょう。
注目すべきは左上の２月と右下の１月です。

左上は２０２２年２月
右下は２０２３年１月（まさに今）

使用量は大して変わらないのに、料金がぐーーーーんと上がっているのが分かります。
前年増46kWhに対して17,483円の増額、ひゃー、つらい。

のんびり屋の夫も、さすがにこれには危機感を抱いたようでした。

打開策はあるか

ここでもう一度、我が家のエネルギーバランスを見てみましょう。

給湯システムを変えるには大幅に費用がかかります。

そのため、現実的に変更できるシステムは
①IHコンロ　→　ガスコンロ
②エアコン　→　石油ストーブ
③エアコン　→　ガスストーブ
この3択となってきます。

この中でも②エアコン　→　石油ストーブが実現可能かな？と思っています。

一個人の視点からですが、ひとつずつ見ていきましょう。

IHコンロ　→　ガスコンロ

エコワンを使っているため、ガスの配管は最低限あるようです。
ですが、キッチンまではないと思うので、キッチンまでの配管+コンロ自体の取り換えが必要に。
給湯システムよりは費用を抑えられますが、初期費用がだいぶかかるのがネックです。

私が感じたメリット・デメリットは以下の通りです。

★メリット
・コンロを使った料理をする時間帯を問わない
（電気は時間帯によって単価が高くなることがある）
・IH可の調理器具を選ばずに済む
・火の回りが早い
★デメリット
・配管工事が必須
・掃除の手間がかかる
・子供と料理をする際にIH以上に注意が必要
・外出時のガスの元栓チェックが必要になる

エアコン　→　石油ストーブ

こちらはエアコンはそのままで、石油ストーブを買い足すことになります。
対流式・反射式の違いはあれど、２～３万円でおおよそ用意することができます。

雪国ではFFストーブ（外壁に煙突がつながっていて、給油も外のタンクとつながっている）が主流
ですが、外壁に穴をあける気はないので買うとしたら電池でオンオフできるタイプのストーブです。

★メリット
・工事の必要がない
・すぐあたたまる
・停電時にも使える
・エアコンより乾燥しない
・ストーブの上で加湿・料理ができる
★デメリット
・灯油を購入、給油する手間が増える
・石油ストーブ独特のにおいがする
・やけどの心配
・場所をとる（エアコンは壁上部についているから気にならない）
・結露の可能性がある
・換気の必要がある